安全推進セミナー伝達と骨折を疑う評価
2018年05月24日

5月23日(水)24日(木)に事故防止委員会が主催で施設内研修会を開催しました。
前半は、安全推進セミナーの伝達講習
後半は、転倒後に骨折を疑う検査の紹介
を実施しました。
伝達講習では事故の概論を聞き、改めて事故予防の大切さを感じました。
100%の予防ができないが、防ぐための努力は100%必要と言われ
その方法について紹介がありました。
「見守り強化」で転倒を防ぐ事は無理です。
事故の原因を掘り下げて、現実的に可能な具体的な策を講じる必要があります。
リスクマネジメントのABCの紹介がありました。
A:当たり前のことを
B:びっくりするくらい
C:ちゃんとやる
伝達講習のあと
居室での転倒のリスクを減らすために環境設定について考える時間を設けました。
ベッドの高さや固定
ベッドサイドレールの固定
ベッドサイドレールの点検項目
Pトイレの高さや位置
床に滑り止めマット
小さなリスクを一つずつ減らすには、・・・ABCでしたね。
骨折を疑う検査は、夜間など医師がいない体制で転倒がおこった時に、現場で行う手技です。この検査で骨折が疑われれば医師への報告もこれまでより具体的になります。
また、受診を見送り、数日経過観察した後に痛みが出た場合も同様です。この検査をすることで受診の判断がしやすくなると考えます。疑わしい時の経過日数が減る可能性がでてきます。
今後、施設としてこの検査を進めていくのかアンケートを参考にしながら事故防止委員会で検討をしていきます。
2日間で55名の参加がありました。
事故防止委員会