入所の方と園芸を始めました
2022年06月03日

コロナ禍で外出や交流が難しい時期なので施設内で行っていることを紹介したいと思います。
今回は園芸です。
園芸の経験豊富な方がご利用されています。それで季節の野菜を植えることにしました。
苗を見ると「トマトだな」「ナスだ」と言われます。

楽しみをもてるように、成長を感じらえるように、元気なころを思い出すきっかけになればと思います。
活き活きとした目になったり、「肥料を混ぜた方がいい」「支柱はここの方が根にやさしい」「水はやりすぎてもダメ」など沢山教えてくれます。

心が動けば体が動く!
土を混ぜたり、紐で結んでくれたりしました。
車いすで散歩をして菜園を見ると思わず立ち上がる方もおられます。

職員がするよりも自分でできることをしてもらっていっしょに楽しむように心がけています。
「この前、植えたな」
「もう、枝が伸びてる。わき目はとったほうがいい。」
「こっちの苗は花が咲いてるよ」
「紐もいるね」
「実がなるのが楽しみだね」
「どうやって食べるとおいしいだろう」
沢山会話をする機会にもなっています。

時にはそれぞれの経験が違うので意見が違うことがあります。
「まとめ役が必要だね」って言われます。
花壇の花もきれいに咲いています。
「バラだ」

「こっちの花はなんだったかな」
「これは家でも育てていた」

「また見にきたい」
「外は気持ちがいい」
コロナ禍でもできる日常を大切にしています。
リハビリ